電話・通信情報
写メールで顧客を増やしたJ-フォン
写真付メールを送ることのできる、カメラ付き携帯電話を導入し、加入者を増やしたJ-フォンとは、かつて存在した日本の携帯電話のキャリアです。ここでは、J-フォンの沿革や概要、歴史などを説明します。
J-フォンの沿革

J-フォンの原点となっているのは、国鉄の鉄道電話事業を引き継いだ日本テレコム株式会社の系列会社です。もともとは、デジタルツーカーとデジタルフォンの別々の会社が存在していました。1997年に、東京デジタルフォンが「J-フォン」という名前を使用したことから、その歴史が始まりました。その後、1999年に全国統一のブランド名として「J-PHONE」となりました。
ところが、2003年にブランド名と会社名を「Vodafone」へと変更することになり、「J-フォン」は、誕生から6年ほどで消滅してしまったのです。
2006年に「Vodafone」も事業をソフトバンクに売却し、現在に至っています。
J-フォンが行なった事業やサービス
現在では消滅してしまった「J-フォン」が、過去に行なった事業内容やサービスを紹介します。
人気を集めたCM
歴代のJ-フォンのイメージキャラクターに、永瀬正敏さんや藤原紀香さん、優香さんらがいます。彼らを起用したCMや広告は、幅広い世代の間で話題になりました。
Sky Walker
携帯電話でのEメール送受信機能「Sky Walker」を導入したのは、1997年のことでした。「Sky Walker」機能を持つ携帯電話機器を使うことで、別契約をすることなく、メール機能を利用できるようになったことも、大きな話題となりました。当初は、文字数や同社内での制限が付いたメール通信機能でした。
J-スカイサービス
1999年に、インターネットに接続できる「J-スカイサービス」を導入しました。これまで同社が行なっていたHTMLの簡略版のホームページを閲覧できる「J-スカイウェブ」と、「Sky Walker」を拡張した「J-スカイウォーカー」の2つのサービスを含んだサービスでした。
カメラ付き携帯電話
2001年には、カメラ付き携帯電話の基盤となるサービスを開始しました。携帯電話で撮影した写真は、Eメールで送受信できるようになり、こうした写真付きのメールは「写メール」と呼ばれました。これ以降、カメラ付き携帯電話機器が主流となっていきました。
SKY FAX
2001年に、東海地区からサービスを開始した「SKY FAX」は、一部の携帯端末のメールやWebメニューから、FAXを送ることができるサービスです。2007年には、「J-PHONE」ブランドとサービスを引き継いだソフトバンクから、同サービスの終了が発表されました。

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