電話・通信情報
ドコモPHSとは
かつてはNTTドコモでもPHSサービスを提供していました。NTTドコモから提供されていたPHSにはどんな特徴があったのか、ご紹介します。
ドコモPHSのサービス提供時期

NTTドコモではかつてPHSサービスを提供していました。NTTグループであったNTTパーソナルからPHS事業を委譲され、1998(平成10)年1月からサービスを開始しました。翌年1999(平成11)年には、携帯電話(mova)とPHSの両方の機能を搭載した「ドッチーモ」が発表されます。しかし、競合他社の台頭、携帯電話の通話料の低価格化などもあり、徐々に契約者が減少傾向に推移します。2005(平成17)年4月には新規契約の受付けを停止、2008(平成20)年1月7日をもってサービスの提供を終了しました。
ドコモPHSの料金
ドコモPHSの主な料金体系は以下の通りでした。
- プラン270 基本料月額2,835円で無料通話分はない基本プラン。
- おはなしプラスL 基本料月額4,410円で無料通話分が2,200円付いたプラン。
- プラン135 基本料月額1,417.5円で無料通話分はなし。月額料金が格安な分、通話料・データ通信料金はプラン270の2.5倍。
- ここだけプラン98 月額1,029円。通話先が3番号のみに限定されるプラン。限定機種631Sのみ適用可能。
- データプラス 月額2,079円に、1,000円分の無料通話が付いたプラン。音声通話料金はプラン270の3倍と割高だが、データ通信料金はプラン270と同額。データ通信を多く行なう人対象のプラン。
- データ通信は月額4,880円(年額一括払い48,000円)の定額制サービス「@FreD」(アットフリード)が提供された。
ドコモPHSサービスの特徴
ドコモPHSの主なサービスの内容は次の通りでした。
音声通話
ドコモPHSの中には、PHS回線と携帯電話回線の両方を同じ端末で扱える「ドッチーモ」というサービスが可能な端末が発売されました。地下などの携帯電話が繋がりにくい環境ではPHS回線での通話が可能でした。ただし、回線契約はPHS、携帯電話どちらも行なわなければならず、維持費はやや割高感が否めませんでした。
データ通信
1999年3月より、これまで32kbpsが通常だった通信速度を、倍の64kbpsでの通信を可能にしました。音楽や動画、電子書籍の配信サービスなどを行ない、FOMAサービスの先駆けとなりました。
メールサービス
1999年以降、パルディオEメールサービスの使用可能な端末が発売されました。送信文字数はmovaやiモードメールよりも多く、長文でのメールが可能でした。

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